穏やかな海に梅雨空を映してモノトーンの朝でした。
風も波もなくほど良い潮が流れる絶好の釣日和なのにちょっと渋めのスタートでした。
ところが大艫で特大ヒラメがヒット、これが大きすぎてタモに入れられず痛恨のラインブレーク、悠然と泳ぎ去る後ろ姿を見送るしかありませんでした。
その後も間合いの遠いアタリを拾う展開になりました。
やがて潮の流れが止まり風も吹かないので船を走らせるしかありませんでした。
そのうちに潮が迷走しはじめて船の流れが予測できなくなりました。
ときおり底潮が流れると船を走らせることもままならず厳しいコンディションになりました。
梅雨空も晴れ間をのぞかせると海は波ひとつなく油を流したようなりました。
遠いままのアタリに”いいのは凪だけ”と自嘲気味・・・。
朝の特大ヒラメを想起してもう一枚と期待をよせながら時間が過ぎていきました。
特大とはいきませんでしたが待望のヒラメを追加しました。
しかしその後もこれといった山場がないまま納竿となりました。