秋晴れ

秋晴れ
秋晴れ

長い時化がやっと収まり雨も上がって秋晴れになりました

大物
大物

うねりに揺られるしばしの沈黙を破ったのは大型ブリか・・・もしやマグロ・・・

 

長いやり取りの末に残り20mほどになってから痛恨のラインブレークでした

 

マソイ
マソイ

逃げた魚の余韻は大物の気配を漂わせて否が応でも期待が高まります

マソイ
マソイ

そしてその気配が現実のものになろうとしていました

マグロ
マグロ

タモ!の声に促されて大艫へ行くとよく肥えた紡錘形の魚体が大きく旋回していました

 

尻尾が黄色くない!

マグロだと確信した瞬間でした

 

このマグロは記念撮影を済ませると弾丸のごとく海中深く消え去りました

 

あのラインブレークの主もこれだったのか・・・

アイナメb
アイナメ

しばしマグロの余韻に浸りながら海中に思いを馳せる時間が過ぎていきました

マソイ
マソイ

それにしても根魚の渋いこと一体どうしたことか忘れた頃にしか上がりませんでした

マソイ
マソイ

日が上がるにつれて暑さが厳しくなってきました

マソイ
マソイ

風は朝から吹いたり止まったりでその向きも北から東へさらに東から南へと振れ周って定まりませんでした

 

ウッカリカサゴ
ウッカリカサゴ

止まっていた潮はゆるく動くと北へ行ったり南へ行ったり

かと思えばまた止まってしまったりと安定しませんでした

マソイ
マソイ

暑さをこらえて渋い魚を攻略するのは容易なことではありませんでした

釣果
釣果

終了間際のイナダは手元でラインブレーク、一方で不可解なラインブレークに訝りながら回収したリーダーは見事にささくれており何れも有終の美は飾れずに納竿となりました

釣果
釣果

アイナメウッカリカサゴマソイガヤイナダマグロで七目と多彩でしが数は伸びませんでした

 

久々に嬉しいマグロでしたが他の青物は散発に終わりました

ところが帰航の途中にブリが海面を切り裂いて大きな水飛沫を上げていました ままならないのが世の常か・・・