海をわたる風

朝日を映した海をわたる風は凛として頬に心地よかった

緩やかな南潮でしょうか弱い西風にまかせた船は南東へゆっくり流れました

ヒラメ狙いのつもりでしたがイナダで始まりました

イナダの群れは小さくてヒットしても後が続きませんでした

なかなか連発しないアタリを拾う展開になりました

 

そんな中でブリがヒット、やっと海面まで巻き上げもう一息のところで痛恨のバラシ・・・嗚呼！

鳥山が立つわけでもなくハネが見えるわけでもないのにイナダ・ワラサは唐突にやってきては素っ気なく過ぎ去ってい行きました

潮は南へやや速く流れ始めましたが狙いのヒラメはなかなか姿を見せてくれませんでした

 

ヒラメだけではなくて他の根魚も反応してくれませんでした

唐突に始まるイナダ・ワラサはときに同時ヒットするとお約束のマツリ騒動を起こしました

大艫でイナダ・ワラサとは明らかに違う強烈なアタリがきてほとんど巻き上げることもかなわずにじっとこらえていました

 

大艫なので船をつけて行くこともできずしばらくすると耐えきれなくなったラインが痛恨のブレーク・・・無念！

 

 

 

気のせいか誇らしげに見えたマグロのハネを遠目に眺めて納竿となりました

マソイ、イナダ・ワラサで二目と記録的な少なさになりました

 

今日は期せずして青物ジギングになりましたが根魚の激渋は一体どうしたことでしょうか

 

釣ってはいけないマグロは皮肉なことに目にする機会が増えてきたような気がします